夏バテに注意⚠️

日本の場合、夏特有の環境、つまり「高温多湿」の環境が原因で、体の働きが正常に機能しなくなって起こる体調不良のことを、総じて「夏バテ」と呼ぶそうです。

夏バテにどうしてなってしまうのでしょうか❓

私たちは暑さを感じると体温が上昇しますが、汗をかくことで体温を下げるよう、体温を調節しています。しかし、大量の汗をかく夏は水分だけでなく、ナトリウムやミネラルなど、体にとって必要な栄養素も、多く排出されます。

汗をかくのは自律神経の働きによるもので、汗をかくように働くのが交感神経、汗をかかないように働くのが副交感神経です。また、胃腸の動きを止める方向に働くのが交感神経、胃腸の動きをスムーズに整えるのが副交感神経です。 しかし、真夏の屋外の気温や湿度と、空調のきいた屋内との気温や湿度の差を繰り返し感じることなどによって、自律神経の交感神経と副交感神経の切り替えが上手くいかなくなり、自律神経のバランスが崩れてしまいます😱💦
すると、体温調節が上手くできなくなるだけではなく、胃腸障害や睡眠障害などを起こすことが、夏バテの原因だといわれています💦

♦️対策♦️

その1:空調と上手に付き合う❗
寒いと感じない温度設定にし、身体に直接風が当たらないようにしましょう。羽織物や靴下、ひざ掛けなどを活用し、冷え対策を行うこともお勧めです👍

その2:汗をかく力を高める❗
軽いウォーキングやジョギング、ストレッチ、湯船に浸かるなどにより、汗をかきやすくすることで、体温調節がしやすくなります。また、血行促進効果により、消化器官機能を高め、冷えの予防にもつながります。
なお、運動時は熱中症のリスクが高くなります。朝や夕方の気温が高くない時間帯に行う、水分をこまめに摂るなどの対策を行ってください❗

 
その3:眠りの質を高める❗
エアコンや扇風機などで、寒さを感じない室温に設定しましょう。タイマー機能を使う、風が直接身体に当たらないようにするなどの工夫も行いましょう。寝具は涼しさを感じる素材を選ぶこともお勧めです。
なお、就寝前のカフェイン・アルコール摂取や、携帯電話・テレビ等の利用は睡眠の質を下げるため控えましょう。

その4:入浴
入浴には、体温調節で負担をかけている自律神経を整えてくれる効果があります。大事なのは40度以下のぬるめのお湯に10分程度ゆったりと浸かること。副交感神経が刺激されて、カラダがリラックスし、睡眠にも効果的。寝る前のゆっくりバスタイムもおすすめです✋